本当のやさしさ
相手にとってネガティブなことを伝えなければならないのは誰しも気が進まないものだが、仕事ではそういう状況は珍しくない。得てして曖昧な表現になりがちで、結果として相手にその真意が伝わっていないシーンを目にするし、自分だって同じようなことをしているに違いない。このところ、相手にとってたとえ耳が痛いことでも、責任をもってきちんと伝えることが「本当のやさしさ」だと感じるような出来事がいくつかあった。その時は曖昧な表現で穏便に切り抜けたとしてもそのツケはいつか必ずやってくるし、最悪の場合はさらに悪化した状態で本人に返っていくもの…
伝えるべきことがある時は、その時を逃さず覚悟し誠意をもって伝えるしかないのだ。