マネジメント研修で知った「カマス理論」。アカデミックな用語では「学習性無力感」と言うそうだ。水槽に餌をいれ、ガラス板で仕切った反対側にカマスをいれる。カマスは餌を食べようと何度もトライするがガラス板に阻まれているため、どんなに頑張っても目的は達成できない。そのうちにさすがのカマスも諦めてしまう。その後、ガラス板を外しても諦めることを覚えたカマスは餌を捕りに行かないそうだ。
頑張っても権限外のことで徒労に終わることばかりの今日この頃。このままだとカマスになってしまいそう。言われたことだけ「ハイ」と言って無難に片付ける「枯れたサラリ~マン」になるべきなのか。自分の性格からいって、たぶん「ムリ」。自分の気持ちにどう折り合いをつけたらいいものか…わからなくて疲れたのでとりあえずワインを買って帰った。