素材の味を生かした田村シェフのフレンチは季節感を感じるとても新鮮な美味しさ。今度は違った季節に訪れてみたい。お誕生日などの記念日なら、デザートをアレンジしてくれる。
お支払いは現金のみ。夏は虫が入ってくることもあるので、くれぐれも大声で騒がないように。私の膝にバッタ（？）がやってきたので思わず息を呑んだら、マダムが気づき「お客様は大声を出されないからいいですが、たまに大騒ぎする方がいらっしゃいます。私からすれば、軽井沢に虫がいることは当たり前。大声で騒ぐ姿のほうが虫よりおそろしいくらいです」とのコメント。
＊エルミタージュ・ドゥ・タムラ：軽井沢町長倉820-98 / 0267-44-1611
「エルミタージュ・ドゥ・タムラ」の田村シェフのレストラン。NY風のインテリアで無駄が一切ないシンプルな佇まい。
アラカルトでもオーダーできるが、プリフィクス（5000円台）の満足度はかなり高い。素材を活かした冷・温それぞれの前菜、口直しのソルべ、メイン、デザートのコースは食べきれる程よいボリューム。写真は温かいほうの前菜「サトイモのテリーヌ、穴子の牛蒡ソース」。和の素材がうまく取り入れられている。
ワインは軽めの Sant-Esthephをボトルで。メインコースは「仔羊肉のグリル」。肉質はたいへんやわらかく、付け合せのポテトはサツマイモ。
軽井沢にきたら、また訪ねたいレストラン。
＊「無彩庵」：軽井沢町長倉1891-50 / 0267-44-3930
この日はお誕生日のお祝いに広尾の「ひらまつ」で食事。手長海老、鳩胸肉とフォアグラ（写真右）、ひらめのロースト、蝦夷鹿のロースト マロンのニョッキ添え、チーズ、デザート…お食事はどれも素材の特徴を引き出した軽やかな味わい。ジビエの季節ならではの鹿は薫り高い。そして、これだけの品数も楽しみながらいただけるボリュームはうれしい限り。
デザートのほかに用意されていたバースディケーキ。フルーツたっぷりの甘酸っぱいケーキは見た目も美しい。これは丸ごとお持ち帰り。
久しぶりに四の橋にある「LABYRINTHE」で食事をした。相変わらず美味しく、ボリュームたっぷり。前菜に牡蠣と絶品のキノコと帆立のサラダをセレクト。メインは鮟鱇のフリット雲丹と黒トリュフを添え、デザートはマスクメロンのスープ。美味しいものを楽しくおなかいっぱい食べられるって幸せ。こんな食事は退院後初めて。
帰りにすぐそばのパティスリーでクレーム・ブリュレを購入。オーダーしてから表面を香ばしくキャラメリゼしてくれる。ちなみにシュークリームはオーダーしてからクリームを詰めてくれる。
松濤にある一軒家のレストラン。「結婚記念日だし、たまには夫婦ふたりで…」とでかけた。重たすぎず素材の味が活かされた品々はどれも完成度高。美しくて美味しいフレンチのひととき。